食品表示の見方2

加工品

加工品は生の食材に何らかの加工を加えた食品のことです。

一番気をつけたいことが食品添加物で、購入する際は必ず確認しましょう。

食品添加物は加工品には避けられないものですが、

できることなら身体に安全なもの、大量に使われていないものを選びましょう。

原材料は、量が多い順に明記される決まりになっています。

保存料や着色料などの添加物が先に書いてある商品には注意が必要です。

 

栄養成分表示

栄養成分表示とは、エネルギーやビタミンなどの栄養成分に関する何らかの表示を行う場合や、

「塩分控えめ」「脂肪分◯%カット」「低糖」など強調表示のある場合に記すもので、

特定の栄養について情報を伝えたい場合でも主要な栄養素をすべて表示しなければなりません。

すべての加工品に栄養表示が必要なわけではなく、

栄養を強調する商品には必須な表示です。

 

栄養表示の中には紛らわしいものがありますので、中身の違いを理解しましょう。

「無糖」と「砂糖無添加」

無糖とは、厚生労働省が定めた栄養表示基準でその食品100g当たりの糖分含有量が0.5g未満の場合をいいます。

砂糖無添加(砂糖不使用も同じ)は、砂糖以外のブドウ糖や果糖、乳糖が含まれている場合があります。

原材料に砂糖が含まれていたとしても、加工段階で使用しなければ表示できます。

 

「甘さ控えめ」と「糖分控えめ」

「甘さ控えめ」は、栄養成分とは関係なく、メーカーや販売元の表現にすぎません。

「糖分控えめ」は、食品100g当たりの糖分含有量が5g以下(飲料は100ml当たり2.5g以下)という厚生労働省が定めた栄養表示基準です。

「低糖」「糖分軽め」「糖分ライト」も同様です。

 

「低脂肪」と「低カロリー」

「低脂肪」は脂質が食品100g当たり3g以下のことをいいます。

「低カロリー」は食品100g当たり40kcal以下のことをいいます。

たとえ低脂肪だとしても、タンパク質や糖分も関係しますので、

必ずしも低脂肪=低カロリーではありません。

 

特殊表記

遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換え食品とは、遺伝子組み換え技術によって作られた作物のことをいいます。

また、その食品を使用して作られた食品のことをいいます。

現在、日本では安全が確認されているものについてのみ、

栽培や食品、飼料としての流通が認められています。

遺伝子組み換え食品の表示において注意すべきことは、

「遺伝子組み換え食品は使っていません」という表記はよく見かけますが、

「遺伝子組み換え食品です」と表記されている食品はなく、その義務もありません。

ただし、以下の農産物及び加工品については、

遺伝子組み換え食品である旨を表示することが義務付けられています。

農作物

大豆(枝豆、もやしを含む)、とうもろこし、じゃがいも(馬鈴薯)、菜種、綿実、アルファルファ、てんさい、パパイヤ

加工食品

上記を材料とした33の加工食品(豆腐、納豆、スナック菓子など)

MEMO
醤油と大豆油などは、遺伝子組み換え大豆を使用していても、

加工の段階で分解されてしまうため表示義務はありません。

ただし、組み込まれた遺伝子やその遺伝子が作る新たなタンパク質が技術的に検出できない場合においてのみ

 

アレルギー物質を含む食品の原材料表示

近年、特定の食べ物でアレルギーを起こす人が増えてきました。

アレルギー症の人も安心して加工品を食べられるように特定の原材料には表示が義務付けられています。

必ず表示しなければならない7品目

えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生

表示が勧められている20品目(特定原材料に準ずるもの)

アワビ、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、鮭、さば、大豆、鶏肉、豚肉、バナナ、もも、りんご、松茸、山芋、ゼラチン、ごま、カシューナッツ