食品表示の見方1

野菜・果物

野菜や果物などの生鮮食品は、原産地・名称の表示がされます。

輸入品なら原産国、国産の場合は都道府県名、または地名を表示することが義務付けられています。

包装されているものはもちろん、

バラ売りの場合もプライスカードやPOPに原産国、原産地を表示することになっています。

町村名や生産者名まで書かれているものは、責任者の所在が明確である証になります。

情報が詳しいいほど信頼性が高いといえるでしょう。

ただし、野菜や果物でも、カット野菜のミックスやカットフルーツのミックスなど加工されたものは、

原材料名、消費期限、保存法などの表示が必要となります。

 

厳格な審査を通った有機野菜

農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで生産された野菜で、

国が認めた登録認定機関に認められたものに、オーガニックや有機の表示が認められます。

有機野菜とは以下の条件を満たしたうえで、認定を受けたものです。

  1. 多年生作物(果物など)の場合は3年以上、それ以外のもの(野菜など)は2年以上、化学肥料や化学農薬を使っていない田畑で栽培されたもの(一部例外あり)。もちろん栽培期間中も使っていないことが原則。
  2. 遺伝子組み換えによる種子を使っていないもの。

厳格な審査を通り、認定を受けた有機野菜だけが「有機JASマーク」をつけることができます。

また、「特別栽培農産物」は農薬や化学肥料の使用量を一般的な栽培より50%以上削減したものにつけられます。

この場合は、栽培責任者の名前を明記するよう義務付けられています。

このようなマークや表示なしで「無農薬」「減農薬」「有機」「オーガニック」と表示することは違法になります。

有機野菜は、一般的な野菜よりも高額ですが、安全面に配慮したときの大切な目安になることは間違いありません。

 

スーパーなどで米を買う場合は、特に精米年月日をしっかりチェックすることが大切です。

米は一度精米してしまうと表面の脂肪分が酸化し風味が落ちてしまいますので、新しい日付を選ぶと良いでしょう。

最近ではお米マイスターと呼ばれる「日本米穀小売商業連合会」が認定する資格で、

お米の専門知識を有する人がいる米屋もあります。

安全面だけではなく、好みの米をブレンドしてくれたり、

おいしく炊くコツなど貴重なアドバイスをしてくれます。

 

肉類

肉類を購入する場合、まずチェックしたいのが原産地です。

牛肉の例でいえば、国産か輸入か、和牛か国産牛などを確認することができます。

原産地とは、牛が最も長く飼育された場所のことで、

外国で生まれても、日本で長く育てられた牛は国産牛となります。

また、和牛とは黒毛和牛、褐色和牛、日本短角牛、無角和牛の4種のみで、

国内で生まれ育てられた牛のみに和牛の表示ができます。

産地名のついた銘柄牛は必ずしも和牛とは限りません。

輸入肉の場合は、国名が入ります。

 

魚介類

生鮮食品である魚介類、海藻類は、目やエラなどで鮮度はチェックできますが、

どこで獲れた魚なのかは食品表示で確認しましょう。

魚介類などには輸入品なら原産国、

国産のものなら都道府県か漁獲水域名の表記が義務付けられています。

一方、うなぎの蒲焼きや魚の干物などの水産加工品には原料原産地が明記されます。

例えば、中国のうなぎを使用した場合、原材料名には、「うなぎ(中国)」などと表記されます。